精神保健福祉士に向いている人の特徴。
精神保健への深い興味がある人
精神保健福祉士に向いている人として、まず挙げられるのが精神保健への興味を持っていることです。
精神障害を持っている人は日本全国に320万人いると言われているので、その人たちがどのようにして社会生活を送っていけばいいのか、そのためにはどのようなサポートが必要になるのかを精神保健福祉士として働く上で常に考えていかなければいけません。
また、精神障害と一言で言ってもうつ病、統合失調症、認知症、発達障害、アルコール依存症など様々な種類があり同じ病名がついていても一人としてまったく同じ症状はありません。
一人一人置かれている状況は異なるので、個々のケースに対して常に勉強する姿勢が求められます。
臨床心理士から精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)に転職した体験談
コミュニケーション力がある人
さらに精神保健福祉士として向いている人の特徴はコミュニケーション能力とコーディネート能力が高いことです。精神保健福祉士は医療分野や地域社会との連携が欠かせないお仕事であり精神障害を抱えている人の状況によっては行政との連携が必要になってきます。
その他にも患者の家族と意思疏通を図るなど様々な人とのコミュニケーションが求められる仕事です。コミュニケーション能力が高ければ仕事をスムーズに行うことが可能です。
問題解決力がある人
また、問題解決力を持っていることも重要!問題解説力とは、精神障害者が何を必要としているのか、どのようなサポートが適切なのかを考えて解決方法をコーディネートしていく能力のことです。
何より仕事への意欲がある人
この能力は経験をしていく中で身についてくることがたくさんあるのでとにかく精神保健福祉士として働いていきたいという意欲があることが前提となってきます。
生活に不安がある方の精神的なサポートをする仕事なのでとても難しいことですが社会の役に立ちたい、人の役に立ちたいという熱い思いがなければ勤まらない仕事であり、ただばんとなく就職したい方には向いていません。
精神保健福祉士に向いていない人は、上記に挙げた向いている人の特徴の逆で向いている人と向いていない人の特徴は紙一重だということが出来ます。