働きながらPSWを目指そう!

東京福祉大学通信の体験談、介護職から精神保健福祉士になったきっかけ

東京福祉大学で精神保健福祉士を目指す男性からの口コミ・体験談です。実体験なので大学選びの参考にしてください。

通信制大学を志すきっかけ

3つポイントを説明する男性

現在、40代前半、柔道整復師という資格を持ち、整骨院経営をしております。
2016年4月より東京福祉大学心理学部心理学科 通信教育課程 精神保健福祉専攻 3年次編入学で学んでいます。

私は、柔道整復師という資格を取得して10年、整骨院を開業して7年になります。 東京福祉大学で心理学を学び、精神保健福祉士の国家資格を目指そうとした理由は3つあります。

治療家としての精神医学

東京福祉大学の通信教育で勉強する社会人

日々患者様を治療する中で、職場や学校、家庭内においての悩みが原因で心の病気が発症し、体に痛みが出ている方が増えている事、スポーツ選手の患者様で、実力があるのに結果が伴わない方や、競技に対しての不安が原因でコンディション調整に失敗し、怪我をしてしまう選手がいました。

そこで、患者さんの「心理状態」に焦点を当てればいい結果が出るのではないか? と考えた次第です。

スポーツ心理学を学び、職場やスポーツでプレッシャーに負けないメンタルトレーニングを取り入れ、ウェートトレーニングやボディメンテナンスと同様に習慣化すれば、実力以上の結果がでると考えます。

治療家として患者様の体だけではなく心理面のサポートを専門的に行う治療院でありたいと考えます。

介護職から精神保健福祉士へ

今年から、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得し、介護業界に参入します。 介護の世界でも心の問題は深刻です。

「介護うつ」「高齢者虐待」など、介護をする方の心理面のサポートは重要視されていません。

また、ケアマネジメント業務における困難事例として扱われるケースが多い、統合失調症、アルコール依存症などの精神疾患を持った要介護者の支援などは、精神医学の専門知識のあるケアマネージャーが活躍できる分野であると考えます。

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カウンセリングと運動療法の融合

折り紙でリハビリ

上記でも述べたように、精神医学、心理学において「心と体」の関連性は大変重要になります。

1990年、アメリカデューク大学医学部ブルメンサル教授の研究結果では、うつ病患者に対する、「1日30分の有酸素運動」と「SSRIなどの抗うつ剤服用」の効果を比較した場合、抗うつ剤より有酸素運動の方が「再発率が少ない」

2001年、ドイツフリー大学ディミオ教授の報告では
抗うつ剤より有酸素運動の方が「即効性がある」

他には「作業療法より効果がある」(1985年、ノルウェー精神科医、マーチンセンの報告)という研究結果があります。

さらに、1987年、フリーモントとクレイグヘッドの報告では「有酸素運動と認知行動療法などのカウンセリングは同等の効果がある」とされています。

しかしながら、「運動が苦手だ」「体がだるいのに運動なんてできるわけがない」と思われる方が多く、続けていくには大変な労力のかかる事だと思います。

運動を続けていくには方法があります。

運動というと、体育教育やスポーツ競技などの「苦しい運動」がイメージとして浮かびますが、それでは、続けることは不可能です。

「スポーツとエクササイズ」は別物と考える必要があります。

エクササイズは「楽しい」「ワクワクする」という気持ちにならなければ、続けることはできません。

その為には運動強度や内容をその方の性別、年齢、生活環境によって決める事が重要になってきます。

私は10年間リハビリテーションや整骨院で培ってきた運動療法とこれから学ぶカウンセリングを融合させれば、今後、更に増えるであろう精神疾患を抱える方に、適切な運動療法を提案し、より効果のある治療を提供できると考えます。

東京福祉大学を選んだ理由

満足している男性

上記3点の理由から、精神保健福祉士を目指すにあたり、東京福祉大学を選んだのは「心理学」を専門的に学べ、認定心理士という心理系の資格が取得できる所です。

また、「福祉」を専門的に学び社会福祉士と精神保健福祉士の2つの資格を目指す方もいるようです。 どちらの専門知識を学ぶかは、入学時に選択できます。

通いやすさという点では、東京キャンパスのある豊島区池袋や北区王子へは自宅から電車で約1時間である事、群馬県伊勢崎へは高速で約1時間というアクセスの良さから選びました。

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