働きながらPSWを目指そう!

精神保健福祉士の活躍の場とは

精神保健福祉士として働くことが出来る場所は様々あり、精神科の専門的なクリニック、総合病院内に開設されている精神科、精神科や心療内科のクリニックなど大きいところから個人で経営している小さいところまで活躍の場があります。

さらに行政では障害福祉サービス事業を行っている施設や保健センター、精神保健福祉センターなどが挙げられます。

そのなかで一番多い精神保健福祉士の活躍の場として挙げられるのが病院のサポート業務です。

精神科病院で働くことの多い精神保健福祉士は、精神科で入院患者さんが退院した後に社会復帰するまでのトータルサポートを行います。

全国の精神科病院は1000軒を軽く超えており35万ベッドにまで達しています。

この数字は他の科を合わせた全体で用意されている病床数の約20%にものぼっておりとても大きな割合を占めています。

精神科の患者の難しいところは他の病気と違って、治っていることがわかりにくく完治したと思っていても再発することがよくあります。

そのため多くの患者は入退院を繰り返しておりなかなか社会復帰までの道のりが険しい方もいます。

精神保健福祉士は患者さんと家族との連携を取りながら社会で本人が復帰できるようにするサポートを行っています。

その他の活躍の場として挙げられるのが、保健所で保健医療についての様々な計画を立案して推進したり、心の問題に関する市民の理解を深くするために普及啓発活動などを行っています。

もしも保健所や保健センター、精神保健福祉センターで働く場合は地方公務員の身分になるため就職先としてはとても人気が高いです。

さらに最近では20代から60代位までの働いておりストレスが溜まりやすい年代だけでなく児童や高齢者の鬱症状が注目されるようになったので、児童精神福祉士や高齢者の精神福祉に対するニーズが高まってきています。

そのため児童保護施設や少年院、老人保健施設や教育機関へ就職する人も増えてきています。